「せっかく家族と一緒に日本で暮らしたいと思っていたのに、ビザが不許可になってしまった…」
そんな不安やショックを感じている方も多いのではないでしょうか。
家族滞在ビザの申請は、単に書類を揃えるだけでは通らないこともあります。
経済的な条件、婚姻関係の信ぴょう性、家族の構成…ちょっとした見落としや誤解が“ビザ不許可”に直結してしまうのです。
この記事では、実際にあった不許可事例をカテゴリ別に紹介し、どのような点に注意すればよいのかをわかりやすく解説しています。
同じ失敗を繰り返さないためにも、申請前にぜひ一度チェックしてみてください。
目次
家族滞在ビザの不許可事例の理由をカテゴリ別に解説
家族滞在ビザの申請では、不備や要件未達により不許可となるケースがあります。
以下に主な不許可事例とその理由を紹介しますので、申請前の参考にしてください。
経済的理由・就労違反
不許可事例1:夫婦ともに留学生で収入がアルバイトのみ
理由:扶養能力がないと判断され不許可。
不許可事例2:資格外活動で週28時間以上アルバイト
理由:不法就労とみなされ不許可。
不許可事例3:無許可でアルバイト
理由:不法就労とみなされ不許可。
不許可事例4:キャバクラでの就労
理由:資格外活動の範囲外で不許可。
婚姻・家族関係に関する問題
不許可事例5:交際期間が短く、資料も不十分
理由:偽装結婚と疑われ不許可。
不許可事例6:書類に虚偽記載
理由:信頼性を欠くと判断され不許可。
不許可事例7:ビザ更新できず結婚
理由:偽装結婚と判断され不許可。
不許可事例8:夫婦関係の破綻・別居
理由:更新が不許可。
不許可事例9:離婚後にビザ更新申請
理由:要件を満たさず不許可。
家族構成・対象外
不許可事例10:成人した子を日本に呼ぶ
理由:扶養対象外で不許可。
不許可事例11:親権のない子を日本に呼ぶ
理由:養育者でないため不許可。
不許可事例12:両親を日本に呼ぶ
理由:対象外のため不許可。
不許可事例13:内縁関係の相手を申請
理由:婚姻関係がなく不許可。
不許可事例14:元配偶者を呼びたい
理由:配偶者と認められず不許可。
書類・手続き不備
不許可事例15申請理由の説明不足
理由:意図が不明瞭で不許可。
家族滞在ビザが不許可になった場合の対応
不許可通知の確認
まず、入国管理局から届く「不許可通知書」の内容をよくご確認ください。
不許可の理由を確認
その後、入国管理局を訪問し、不許可となった具体的な理由について詳しく説明を受けることが大切です。
再申請の可否を確認
状況によっては、すぐに再申請が可能な場合もありますので、再申請できるかどうかについても併せて確認しましょう。
もし、不許可になってしまってもあきらめずにみなと行政書士法人へご相談ください!
なお、家族滞在について要件等をお知りになりたい方は、出入国在留管理庁HPをご覧ください。
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