成功事例:特定活動46号を取得した中国人男性大学生
中国出身の大学生が、日本でのキャリア形成のために特定活動46号を活用し成功した事例を紹介します。この男性は、
- 中国の大学で経済管理学部マーケティング専攻を卒業後、大学院でソーシャルワークを専攻
- 日本の大学院で国際関係研究科を修了
という多岐にわたる学術背景を持ちます。
卒業後、日本のシステム開発・運用企業から内定を得ましたが、業務と専攻の関連性が薄く「技術・人文知識・国際業務」のビザ取得は困難だと思われました。しかし、高度な日本語・英語スキルやITエンジニア資格の保有と、会社の事業海外展開の意向が考慮され、2022年末、当社の支援により「特定活動46号」への申請が行われ、1か月後に許可を取得しました。
特定活動46号とは?
特定活動46号は、高度な日本語能力を持つ留学生が「技術・人文知識・国際業務」に該当しない職種で就労可能となる在留資格です。この資格では以下の要件が必要です。
基本要件:
- 日本の4年制大学または大学院を卒業し学位を取得していること。
- 日本語能力試験N1またはBJTビジネス日本語能力テストで480点以上のスコアを取得していること。
特定活動46号の特長:
特定活動46号を取得すれば、従来の「技術・人文知識・国際業務」で認められない職種にも就労可能になります。これは、日本国内での円滑なコミュニケーション能力を重視しているためです。
さらに、令和6年2月29日より要件が緩和され、新たな対象者が追加されました:
- 短期大学・高度専門学校卒業生で大学レベルの学士を取得した者。
- 高度専門士の称号を持つ者(文部科学大臣認定の専修学校修了者)。
これにより、専攻分野に捉われない幅広い就業が可能となり、特定活動46号の利便性が一層高まりました。
サポートの重要性
近年、日本の人材不足や技術系ビザ審査基準の柔軟化、特定活動46号の導入により、留学生の就労支援がますます重要視されています。しかしながら、適切な在留資格の選択や申請書類の準備には専門的な知識が必要です。
私たちのサポートが求められる理由:
- ビザ申請手続きの複雑さを解消。
- 留学生個々の強みを活かした申請方針を策定。
- 企業が求める人材要件とビザの要件を一致させるアプローチ。
最後に
特定活動46号は、グローバルなスキルを持つ留学生にとって新しい可能性を切り開く在留資格です。当社では、留学生や雇用企業が直面するビザ申請の課題を一緒に解決し、最適な解決策を提供します。
お困りの方はぜひ当社にご相談ください!